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2016年02月17日

MSR ウィスパーライト・インターナショナル

若い頃、ちょっと僻地をサイクリングすることになり、それまで使っていた緑色ピーク・ワンを手放して新たに購入したのがMSRのXG-Kというコンロ。
白ガス、赤ガス、灯油に軽油まで使えるとあり、「僻地ではこれしかない!」と、当時結構高かったにもかかわらず無理して買ったんです。
別体式のタンクに黄色いポンプが斬新でした。 ただ、タンクとヘッドを繋ぐのが今のようなホースではなくパイプなのでコンパクトではありません。
それでも体力が有り余っていた私は多少大きかろうが重かろうが苦にならずシグの燃料ボトルを2本持って旅することに。

とある標高5000m付近の山小屋でのこと、我がMSRはフルポンピングにバルブ全開で何とか点火。 隣にはスベアが点火せず半泣き状態のイタリア人が、
 私: (ちょっとエラそうに) 「これを使いなベイベー」
 彼: 「グラッチェ おー、メイド・イン・ジャパンはすごいね」
 私: 「いや、これはU・S・A製だ」
で二人とも苦笑い。
そんなこんなでゴーゴーと音はうるさいがなかなか頼りになる相棒でした。

ところが数ヶ月が過ぎたある日、急に目詰まりが頻発。 いくらノズルを掃除しても数分と持たない。
どうやら数日前に通りがかりのおじさんに分けてもらったガソリンがハイオクガソリンだったらしい。 しかもポンプと燃料パイプの付け根から燃料漏れも起こし始める始末。 症状は悪化する一方で、だましだまし使いながら何とか旅の終わりまで使うも、さすがに帰国してすぐに手放す羽目に。

その後はしばらくコールマンのG.I.と茶色ピーク・ワンそれにSMPのM1950を特に不自由なく使っていました。 優秀なコンロ達です。

それから10数年後ひょんなことから手に入れた「MSR ウィスパーライト・インターナショナル」。 
なんとも懐かしいタンク別体式のフォルム。
基本構造は変わらずとも、燃料パイプはホースへと改良されて火力はアップしながら燃焼音は格段に静かになっています。
随分進化したなぁという印象。
もう若い頃のようにガンガン使うことも無いだろうけど。 ポンピングしていると何か懐かしいですね。

MSR ウィスパーライト・インターナショナル


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この記事へのコメント
旧型ポンプは良いです。
新型ポンプより火力調節がしやすいし、バルブが廻しやすい。
何より、新型ポンプはSIGGボトルに接続できない。

ドラゴンフライ用ポンプに接続アダプター(接続部を太くする)があれば、さらに良い。

旧WLIより、やっぱりシェイカーニードル内蔵が良いね。

WLIよりWLの方がプレーヒート時間が短くて好みです。
WLのガソリンジェットでも、赤火になりやすいけど灯油燃やすことできますよ。
赤ガスだと、やはり詰りやすいど使用できます。
Posted by ほ at 2018年01月27日 23:52
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